こんにちは。長谷川千絵です。
今日は、よく聞かれる質問。タイトルのフレーズもそうですが、あと、日本的によくあるのが、
「了解しました。」
「お疲れ様です。」
など。
すごく辛口なことを言わせてもらうと(笑)「それ、必要?」というのが個人的意見です。
タイトルの、「よろしくお願いいたします。」は必要というか、英語のビジネスレターで対応するフレーズはよく見ます。
英語の場合、大抵文末に使いますが、
"Thank you in advance for your (kind) cooperation."
私は、「よろしくお願いいたします。」が出てくると大抵こう訳します。
英語を直訳すると、「貴社のご協力を前もってお礼申し上げます。」です。
あとの二つは、正直、敢えて英語で言わなくてもいいかなぁと思います。個人的には。
習慣や文化からすると、「お疲れ様です。」や「了解しました。」に対応するフレーズは英語ビジネスレターでまず出てきません。
10年以上ビジネスレター書いてますが、見たことありません。
(日本人の方が書く英文レターでは見たことありますが…。)
「お疲れ様です」は"Hi. (How are you?)"、
「了解しました」は、意味としては、"We can accept your requirement."や"We are OK with ◯◯."などでしょうか。(「貴社の要求を受け入れます」「◯◯に関しては大丈夫です」)
「了解」の意味は、文脈によって違うので、一概に「これ」とは言えませんが。
英語を話すにしても書くにしても、「一回日本語は綺麗サッパリ忘れる」が大事だと思います。
難しいのですが。
ちなみに、誰もが知っている某大手グローバル企業さんでは、多くの方が「お疲れ様です」を"Thank you for your hard work."と訳していらっしゃいました。
参考になれば!(笑)
長谷川 千絵
展示会ブースでの商談通訳、バイリンガルプレゼンテーションを始めとして、契約書翻訳、ビジネスEメールなど海外ビジネスをアシストします。
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